イラスト USテント&ベルーガ&タープ・ネット
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イラスト USテント&ベルーガ&タープ・ネット

¥2,500 税込

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2002年の夏、奄美大島の南部・瀬戸内町ヤドリ浜で台風上陸のタイミングを待っていた。予報では比較的小さめの台風で、奄美直撃のコースを通過するとの事だった。 通過2日前からヤドリ浜キャンプ場で、シュロの木にカヤックをロープで縛り、それを風よけにしてすぐ脇にタープを張った。手首ほどの太さもある木の枝で60~70cmほどのペグを仕立て、芝に斜めに打ち込みタープとカヤックをガッチリと固定し、台風上陸に備えた。 実際には100km手前を台風は北上し、吐噶喇(とから)列島を暴風域に巻き込んで九州へと駆け上がっていった。とはいえ台風である。大島海峡の太平洋側入り口に当たるヤドリ浜の沖合は、秒速30~35mの強風と浪高10mの外洋の ウネリが吹き荒れていた。 台風通過のまる2日、暴風雨の中、タープをたたく雨音のドラミングと、木々と電線の風切り音の凄まじい、ただ笑うしかない世界だった。インナーメッシュの中は、タープの星空の様な小さい穴のいたる所から、シャワーのように雨が吹き込みビショビショになった。雨水が溜まるとバスタオルやカヤックのビルジポンプとスポンジで排水作業に精を出しつつ、こんな嵐の中でタープ・キャンプしているバカは他に居ないだろうなと想うと、ただただおかしくて笑いがしばらく止まらなかった。雨音が止むと、ここぞとばかりにただひたすら眠り込むのだった。 そして3日目の朝、アカショウビンの鳴き声に始まり、山鳩の鳴く声と小鳥のさえずり、カラスの声、そして最後は 蝉(セミ)の大合唱に起こされた。 イラストレーター伊東孝志のアウトドアライフ・イラストです。旅先でクロッキーブックに描いたスケッチをスキャニング、プリントアウトしました。直筆サインを入れてお届けします。 ●サイズ A4 ●紙質 ツヤ消し・厚口・上質紙 ・イラスト画像はPC等の環境により色の見え方が実物と異なる場合がございます。どうぞご了承ください。